ブラジリア ~新生ブラジルの首都~
こんにちは、セカケンです!
今回紹介するのはこちら!!
ブラジリア!!
ブラジルの首都ブラジリアです!
なんとこの都市全体が世界遺産なんです!!!
ブラジル中西部、標高1000mのブラジル高原にあるブラジリアは、ポルトガ植民地時代から首都であった大西洋岸のリオ・デ・ジャネイロに代わる新首都として建設されました。
飛行機型の都市
ブラジリアの中心部は上空から見ると飛行機の形をしており、その機首にあたる場所には、連邦議会議事堂や最高裁判所、大統領府などの政府機関が並ぶ「三権広場」があります。
胴体部分には、キリスト教の茨の冠をイメージさせるブラジリア大聖堂や緑地帯、商業・文化関連施設が並び、翼部分には正方形の敷地に住宅や学校、公園などが作られています。
道路網は立体交差が用いられ、信号はほとんどなくバスや自動車のみが交通手段になっています。
↑ブラジリア大聖堂
ブラジリアの街並みは整っていてきれいですね。
では、このブラジリアはどうやってできたのでしょうか???
ここがポイント
内陸開発
ジュセリーノ・クビチェック・デ・オリヴェラ大統領が首都移転計画「新都ブラジリア計画」を打ち出した。これは経済的に立ち遅れていたブラジル中西部をブラジルの新たな中心として発展させようとするものでした。
ブラジリアの近未来的な街並みは、内陸部のことを考えて作られたものだったのです!!
また、着工からわずか4年後の1960年に完成し、世界遺産には1987年に登録されており、建設されてから世界遺産登録されるまでの期間が最も短い遺産となっています。