メンフィスのピラミッド ~古代の王たちが築いた巨大建造物~
こんにちは、セカケンです!
今回紹介するのはこちら!!ピラミッド!
正式には「メンフィスのピラミッド地帯」として登録されています。
カイロ近郊、ナイル川西岸のメンフィス周辺には、約30基のピラミッドが点在しています。
中でも、ギザの三大ピラミッド(クフ王、カフラー王、メンカウラー王)は巨大です。
もっとも大きいクフ王のピラミッドは、平均2.5トンの石がなんと約230万個も使われ、建造時には高さが約150mあったとされているんです!
カフラー王のピラミッドへ続く参道の入り口に位置するスフィンクスも構成遺産の一つです。
これは、人頭のライオンで、古代エジプトでは守り神とされていました。
これらの巨大なピラミッドは、古王国時代(紀元前2650年~前2120年ごろ)に建設されました。
なぜ??古代文明が巨大なピラミッドを造ることができたのか???
ここがポイント
公共事業
ピラミッドは王の墓であるという説が有力ですが、ピラミッドを造るには人手がいります。
この人手を確保するために行われたのが、公共事業であったとされています。
乾燥した地域では、農閑期があります。王はこの農閑期に農民たちに仕事を与え、ピラミッドを建設させることで、王の権力を示していたのです。
この公共事業は、世界で初めての公共事業であったともいわれています。
農民をうまくつかうことでエジプトの平和を保っていたのです!!
こうした建設事業は、エジプトの土木建築や測地などの技術を大きく発展させました。
エジプトの文化遺産、ピラミッド。
そこには21世紀となった現在でも、多くの謎が隠されています。